タミヤの2024年新製品!ビッグトラックのラジコンやミニ四駆で人気のアバンテなど注目商品を徹底解説します!〈静岡ホビーショー2024〉
5月8日から12日にかけてツインメッセ静岡にて開催された国内最大規模の模型ホビーイベント「第62回 静岡ホビーショー」。今年も国内外で活躍するプラモデルメーカーやホビー関連企業などが多数出展し、会場内は活気で溢れていました。
おとなの秘密基地では「第62回 静岡ホビーショー」の模様を徹底レポート。メーカーの企画・開発担当者が語る新製品情報、企画意図や担当者ならではの熱い想いを聞きました。
第1回となる今回はタミヤにフォーカス。今回発表された巨大RCトラックや、往年のファンにはたまらない電動RCカーの復刻について、タミヤ企画開発部 高原大輔さんにお話を聞きました。
往年の名RCカー「アバンテ」が復刻再販!
2024年8月に復刻再販される「1/10RC 4WDレーシングバギー アバンテ」は、1988年の発売開始とともに大人気となった電動RCカー。
“最強のレーシングマシーン”としての完成度と戦闘機を思わせるようなスタイリッシュなフォルムで爆発的な人気を誇っていました。
今回の再販にあたっては、“レーシングマシーン”としてさらに進化すべく最新の技術も投入。ジュラルミンやカーボンなどの最新素材を使ったパーツを随所に使うことで強度や走行性能をアップしています。
一方で「アバンテ」のシンボルとも言えるボディーは当時の金型をそのまま使用して完全復刻。カラーリングやステッカーなども同じものとなっており、往時の姿をそのままに再現しています。
「アバンテ」はRCカーとしてだけではなく、ミニ四駆としても大人気のマシン。ミニ四駆世代にはたまらない「アバンテJr.」も再販が決定しています。
「アタックバギー」も復刻再販
「アバンテ」とともに2024年8月から復刻再販されるのが1984年より登場した「1/10RC アタックバギー」。当時の軍用バギーをイメージしたRCカーは、40代以上のRCファンなら懐かしさも感じられることでしょう。
組み立て式ながら比較的簡単に組み立てられるようになっている「アタックバギー」はRC初心者でも楽しめるモデル。値段もお手頃で、リアルにこだわるRCファンにピッタリなものとなっています。
全長1メートル超えの巨大RCトラックも発売決定!
今回タミヤブースで注目を集めていたのが2024年5月25日頃から新発売される最新の電動RCトラック「1/14RC ボルボ FH16 グローブトロッターXL 750 4×2 フルオペレーションセット」。別売りのトレーラーを繋げると全長1メートルの巨大RCトラックとなる、大迫力の一台です。
「一番カッコいいところを狙いたい」という思いから最も屋根の高いモデルをあえて選んだという「ボルボ」のRCトラック。カッコ良さの要となるフロントグリル部にはエッチングを施したステンレスパーツを使用。メインフレームにも鉄をプレス加工したパーツを用いるなど、実車の雰囲気にとことんこだわって再現しています。
細部にまでこだわりが詰まった「1/14RC ボルボ FH16 グローブトロッターXL 750 4×2 フルオペレーションセット」の価格は123,200円。お値段もなかなかの大迫力です。
NSXがホワイトボディで登場!
ホンダが誇る名車、「1998 Honda NSX レーシング(TT-02シャーシ)」がホワイトボディで再登場しました。
スケールは1/10、シャーシはシャフトドライブの4WDを採用しており、大型のリアウイングやバンパースポイラーは大迫力。
塗装済みボディはステッカーなどで自分好みのスタイルに仕上げることも可能です。
価格:15,400円(税込)※2024年6月15日発売予定
フォード ブロンコ 優勝記念モデル
4WDオフロードカー、「フォード ブロンコ」の「バハ 1000」優勝を記念して販売されたモデルがRCカーで登場しました。
樹脂製のラダーフレームは前後に金属パーツを追加して強度を確保。別売りのLEDを組み込むとライトの点灯が可能になります。
価格:26,400円(税込)
プラモデルも豊富なラインアップ
アルファロメオ ジュリア スプリント GTA(1/24)
1965年にデビューしたアルファロメオの高性能スポーツカーが再登場
価格:3,520円(税込)※2024年7月発売予定
フィアット アバルト 695 SS(1/24)
1960年代のツーリングカーレースで活躍したホットハッチが再登場。
価格:2,750円(税込)※2024年8月発売予定
NISSAN フェアレディ240Z ストリートカスタム
70年代当時のカスタムパーツを装着した姿をモデル化。
価格:4,950円(税込)※2024年8月発売予定