【豊山町】飛行機マニアの聖地・県営名古屋空港 FDAの格納庫に潜入! 朝7時が観察のチャンス
札幌や新潟、福岡など国内9都市へとつながる県営名古屋空港(愛知県豊山町)。全国各地からファンが訪れる絶景の宝庫として知られています。そんな県営名古屋空港で運航する、FDA(フジドリームエアラインズ)の熱狂的なファンの小学生に密着! 普段は見ることができない飛行機の絶景を撮影しました。
なんの変哲もない田んぼが絶景スポット?
絶景が見られるのは、県営名古屋空港から少し離れたところにある、ごく普通の田んぼです。
飛行機が田んぼの上を通過する瞬間、水面に飛行機が映り込む、ダブル飛行機が見られます。飛行機が非常に近くを通過するため迫力満点!
さらに、空港の南側にある公園もおすすめです。ここからは滑走路が目の前に広がり、飛行機の離着陸を間近で見ることができます。
全国的にもこれほど空港に近く、障害物の少ないスポットは珍しいため、飛行機マニアには絶好の場所です。夜には暗闇の中、離陸・着陸するカッコいい飛行機の姿を撮影できます。
FDA大好きキッズ・愛ちゃんが登場
県営名古屋空港が飛行機マニアにとって“神スポット”といわれるのは、航空会社FDAの飛行機がカラフルなことも理由の1つ。ブルーやワインレッドなど、15種類の異なる色の機体があり、これほどのバリエーションは世界的にも珍しいです。
FDAの熱狂的なファンである杉山さん親子、特に娘の愛ちゃんはFDAに夢中です。自作のオリジナルグッズを作るほどで、将来の夢はパイロットになることです。
名古屋市在住の愛ちゃんは、週末には空港に通い、夜にはお弁当を持って飛行機を観察することもあります。小学6年生にしてすでに72回も飛行機に乗った経験があり、お気に入りの空港は「信州まつもと空港」。飛行機と一緒に南アルプスの絶景を楽しめる空港です。
憧れのFDAの格納庫に潜入!クライマックスは大迫力の飛行機絶景
杉山さん親子にとって、気になる絶景スポットは飛行機の整備が行われる格納庫です。愛ちゃんはこれまで遠くからしか見たことはありませんが、格納庫の中にカメラを設置すれば大迫力の映像が撮れると夢見ています。
そんな夢を実現するため、FDAに直接交渉したところ、なんと今回取材許可をもらいました!
当日、撮影は夕方からなのですが、なんと愛ちゃんから朝7時に呼び出しが! 理由は、色とりどりの飛行機が飛び立つ前の様子が一番よく見られる時間だからです。
カラフルな飛行機たちをじっくり観察した後、FDAのオフィスにサプライズ招待! 大好きな機長さんからサインももらいました。
そしてついに、飛行機が格納庫に入る瞬間が! 普段は入ることができない格納庫内にも潜入させてもらいました。格納庫の地面にカメラを設置し、エンジンすれすれの位置から撮影することに! 結果、思わず息をのむ大迫力の映像を収めることができました。
愛ちゃんの夢がかない、私たちも飛行機の絶景の魅力にすっかりハマってしまいました!