ジャガイモ総菜対決! ご当地スーパー「ダイ新」vs「綿半」味とアイデアのガチ勝負
尾張地方で話題のご当地スーパー「綿半(わたはん)」(清須市)と、「ダイ新」(北名古屋市)がガチンコ総菜バトル! 今回のテーマは「ジャガイモ」です。制限時間45分で、どれだけ魅力的な惣菜を生み出せるか? プロの審査員が本気でジャッジしました!
炭火焼サバビア〜ンで話題の綿半が参戦
看板商品を生み出すのは、いずれもパート歴20年以上の名物スタッフ。制限時間45分、作れるだけ作って審査をします。長年の知識と経験を総動員して、手早くおいしい総菜を作り上げていきます。
焼きサバなど、海鮮を使ったお惣菜が得意な「綿半」
まず紹介するのは、愛知と長野を中心に37店舗を展開する「綿半フレッシュマーケット」。名物は、魚のお惣菜。中でも「炭火焼サバビア〜ン弁当」は、“お弁当・お惣菜大賞”で特別賞に輝いた逸品です。
この味を支えるのが、パート歴23年の北川舞さん。なんと、毎日100食以上の魚惣菜を1人で手がけているというから驚きです! その日の仕入れに合わせて、献立も北川さんが決定。紅鮭の西京焼きにエビ天がのったぜいたくのり弁も、年間1万食を売り上げる大ヒット商品です。
即興アイデア総菜が武器!ダイ新スーパーが参戦
おふくろの味を気軽にテイクアウトできる「ダイ新」
一方、創業60年を誇る「ダイ新」は、北名古屋の台所として親しまれてきた老舗スーパー。名物は、毎週金曜限定「お玉カレー」です。なんとお玉一杯で194円。鍋を持参して買いに来る常連客も多いといいます。
この惣菜を支えるのは、勤続40年の大野昭子さん。即興で総菜を作り出す天才で、賞味期限が近いチータラを豚バラで巻き、パン粉で揚げた「チータラ豚巻き揚げ」など、アイデア料理が満載です。
ジャガイモ×カレーの黄金タッグ!ダイ新の4品
時短料理の中にも、たっぷり愛情を込めるのがダイ新流
名古屋の人気スーパー「ダイ新」チームは、ベテランの昭子さんと山田さんが、慣れた手つきで素早く調理。定番の「ポテトサラダ」から作り始めます。マヨネーズたっぷりの定番に加えて、大人向けにはベーコンとブラックペッパーを効かせた“お酒に合うポテサラ”へと進化させました!
逆に写真映えするThe家庭の味というラインアップ
続いて登場したのは、即興から生まれた人気総菜「ジャガイモコロコロ」。素揚げした新ジャガを甘辛ダレで絡めた、見た目にも楽しい逸品です。そして看板商品「金曜限定のお玉カレー」は、山田さんが感覚でブレンドした市販ルーが決め手。そのカレーを使ってひき肉とジャガイモで仕上げた「カレーコロッケ」を完成させ、個性派4品で勝負に挑みます。
魚とジャガイモの融合! 綿半の海鮮アレンジ
網に通すだけで、簡単にマッシュポテトが完成
対するは、清須の老舗スーパー「綿半」チーム。パート歴23年の北川さんを中心に、シーフードや魚をふんだんに使った総菜で、ジャガイモ料理に革命を起こします。まずはイカとホタテを使った「魚屋さんのポテトサラダ」。ポテチのトッピングで食感にもこだわった一品です。
独創性と圧倒的なスピード! 海鮮尽くしのジャガイモ料理が勢揃い
さらに、「サバとジャガイモの味噌煮」は意外性のあるメニュー! コクのある味噌ダレにサバを合わせ、ジャガイモと煮込んで仕上げます。加えて、ナスと新ジャガ、炭火焼きのサーモンを組み合わせた「温サラダ」や、白身魚をジャガイモで包んで揚げた「みの揚げ」も完成! すべての料理に魚を取り入れた、洗練された4品で応戦します。
あまりのクオリティの高さに、2人の票が割れるという接戦に
総菜バトルの審査員を務めるのは、日本料理「つる家」の渡辺料理長と、タカシマヤ“大北海道展”の名物バイヤー・福岡朋子さん。評価は互いに「綿半」「ダイ新」と拮抗! 渡辺さんは綿半の「サバ味噌×ジャガイモ」に注目し、和食の新しい可能性を評価しました。一方、福岡さんは「翌日もアレンジできる万能さ」でダイ新に1票。
最終的には、スタジオのメンバーの多数決で勝敗の行方を決めることに。愛情あふれる調理風景と、ジャガイモの魅力をまっすぐ伝えた「ダイ新」に軍配が上がりました! スーパー総菜の枠を超えた、ハイレベルな対決となった総菜バトル。「綿半」「ダイ新」ともバリエーション豊富な総菜ばかりなので、ぜひ食卓の逸品としてセレクトしてみてはいかがでしょう!