重機の常識を覆す神業連発!ベテランVS若きエースの白熱ショベルカーバトル
ものづくり王国・愛知県を舞台に、ショベルカーの達人たちが技を競う「神ワザ!重機バトル ~The Master of Power Shovel~」を開催。戦いの舞台は、西尾市の採掘場。片輪走行や繊細な操作など、重機のイメージを覆す神ワザが次々と飛び出す、白熱のバトルに迫ります。
ダイセンから参戦!ベテラン職人が魅せる驚異のショベルさばき

熟練の技で現場を支える油圧ショベルのベテラン・杉山さん
まず登場するのは、土木工事のスペシャリスト集団「ダイセン」の油圧ショベルを操る杉山一広さん。重機歴35年のベテランで、その卓越した技術から、お客様から個人指名で依頼が入るほどの腕前を誇ります。
実力を示すデモンストレーションでは、地面に置かれた空のペットボトルを後ろから軽く弾き、そのままバックでショベルのバケットへ見事に入れる神業を披露しました。
市田建設のホープ、入社3年で工場長!若き実力者が見せる超絶テク

憧れから重機操縦の道へ。若手の実力者・伊藤さん
迎え撃つのは、常滑市で50年以上の歴史を持つ「市田建設」の若手ホープ・伊藤さんです。
中学生の頃に重機と出会い、一目ぼれ。「どんな音楽よりも重機のエンジン音が心地いい」と話すほどの重機好きで、入社わずか3年で工場長を任される実力者です。
こちらも負けてはいません。ショベルカーで水入りのペットボトルを持ち上げると、狙うのはキャップだけ。絶妙な力加減でキャップだけを飛ばす、繊細なテクニックを披露します。
ラウンド1!熾烈な戦い、ピンポン玉運び対決

ピンポン玉を慎重に運ぶ、極限のコントロール対決
最初の競技は、バケットの先端に取り付けたお玉でピンポン玉をすくい、落とさないよう特設コースを運ぶタイムレースです。途中で落とせば、その場ですくい直し。さらに後半には砂山を越える最大の難所が待ち受けています。
レースは伊藤さんが先行しますが、途中でピンポン玉を落としてしまいます。その隙に追いつきたい杉山さんも、焦りからか同じく落球。

難所の砂山でまさか…お玉が地面に激突!
接戦のまま伊藤さんが難関の砂山へ到達します。車体の傾きに合わせて慎重にバケットを調整しますが、攻めすぎた結果、お玉が地面に激突。なんと柄が折れてしまうハプニングが発生します。
その間に杉山さんも砂山へ到着。しかし伊藤さんは素早く体勢を立て直し、そのままトップでゴール。家族が見守る中、声援に応える見事な勝利となりました。
ラウンド2!ショベルカーPK対決で五分五分へ

両者一歩も譲らず、2球目まで見事ゴールを死守
続くラウンド2は、ショベルカーでボールを蹴り合うPK対決です。攻守を交代しながら、それぞれ3本ずつシュートを放ちます。
ゴール幅は8メートルありますが、迫力あるシュートに対し、両者とも巧みなバケットさばきで好セーブを連発。なかなか得点が生まれません。

隅の隅を狙った杉山さんは、作戦通りにゴールを奪取
後がなくなった杉山さんは、ここで作戦会議。キーパーの位置が左寄りであることを見抜き、右隅を狙う作戦に変更します。すると狙いどおりのコースへ鮮やかなシュートが決まり、見事ゴール。
一方の伊藤さんも作成会議のうえ、アームを大きく伸ばし、遠心力を利用した高速シュートに挑戦します。家族が見守る中で放たれた渾身の一撃でしたが、惜しくもキーパーに阻まれ、勝負は1対1のタイとなりました。
ファイナルラウンド!タイヤ積み対決の結果はいかに?

後攻を選びながらも、序盤から攻める伊藤さん
勝負の行方は、最後の「タイヤ積み対決」に持ち越されます。ショベルカーで交互にタイヤを積み上げ、先に倒してしまった方が敗北。じゃんけんに勝った伊藤さんは、あえて後攻を選択しました。
先攻の杉山さんは、安定した操作でタイヤをきれいに積み重ねていきます。すると伊藤さんは、あえてタイヤを少しずらして置く大胆な戦術に出ます。

最後まで粘るも無念…押し込んだタイヤが崩落
杉山さんはバランスを調整して応戦。互いに慎重な駆け引きを続ける中、伊藤さんは倒れそうになったタイヤを巧みに押さえ込み、見事に立て直します。
一方の杉山さんも最後まで粘りますが、バランスを修正しようとした一手が裏目に。無理に押さえ込んだタイヤが崩れ、勝負あり。
若きエース・伊藤さんがベテランを破り、白熱の「神ワザ!重機バトル」を制しました。