黒色のソフトクリーム!?透明のでんがく!?ひんやり映えスイーツの魅力とは
インスタグラムには日々多くの人が、美味しそうなスイーツやグルメの数々を投稿しています。今回は、フォロワー数6万人越えの人気急上昇中インスタグラマー、こずえさん(kozue_foodgram)が、暑い夏にぴったりのひんやり映えスイーツをご紹介!さらに、映える撮影テクニックも教えてくれました!
桃が丸ごと乗った贅沢パフェ!桃を割ると中からたっぷりクリームが
まずやって来たのは、名古屋市名東区、一社(いっしゃ)駅から徒歩1分の「LITRE(リトリ)」。
閲覧数6.9万回、1800件以上の「いいね!」がついた、“迫力満点!旬の果物丸ごとパルフェ”があると言います。
(インスタグラマー・こずえさん)
「この店のパフェは、旬の果物を丸ごとドドン!と。インスタ映えするし、おいしい」
こちらのお店でいただけるのは、今の季節が旬の桃がドドーンと贅沢に乗せられた「まるごと桃のパルフェ」。
2021年にこずえさんが投稿した際、1881件の「いいね!」が寄せられました。
一番上に乗った桃をお皿に移し、真ん中で割ってみると、中にはたっぷりのカスタードクリームとスポンジが。
桃がとにかく瑞々しいんです。さらに、クリームの控えめな甘さが果肉のジューシーさを引き立てます。
取材日に使われていたのは、日本有数のブランド桃である豊田市猿投の「日川白鳳」という品種。
パフェの中身も、桃のコンポート、桃のジュレ、紅茶味のパンナコッタなど手間をかけて作られたものばかりです。
こずえさんの“映えテクニック”は、スクエア(正方形)モードにして撮ること。
長方形で撮影すると、画面上部や下部が空いて余白が出るため、スクエアにして画面いっぱいにドドンと写すのがポイントです。
撮ってみると、プリッとした桃が真ん中に来て迫力のある写真になりました。
黒色のソフトクリームの正体は…竹炭!
続いては、大須商店街の招き猫広場のすぐ近くにある「れこると大須店」を訪れました。閲覧数9万、1890件の「いいね!」をつけた、“夏が一番甘い!?焼き芋ソフト”があると言います。
(インスタグラマー・こずえさん)
「焼き芋屋さんなんですけど、ここで食べられるソフトクリームがすごく映える」
「お芋×チャコール ミックスソフトクリーム」は、まさかの黒色と白色のツートンカラー。黒色の正体は竹炭。投稿すると、2色のコンストラストが映えて注目されました。
大きめサイズですが、食べてみると優しい甘みが口いっぱいに広がり、どんどん食べ進められます。
白いクリームにはさつま芋が練りこまれており、粒々感も。さらに、コーンの中にも焼き芋のペーストがたっぷりです。
こちらのお店の店長は、岐阜県中津川市に農場を持つさつま芋農家。
ソフトクリームに使っているさつま芋の糖度は、なんと50度近い甘さだと言います。これは、砂糖で煮詰めたあんこに匹敵します。
白いソフトクリームの4割にさつま芋を使用。さつまいもの含有量は日本一だと豪語します!
(れこると大須店・山道俊さん)
「さつま芋の自然な味を生かすために、すさまじい量のさつまいもを入れています」
秋に収穫し、もみ殻の中で長期間熟成させたさつま芋を、遠赤外線でほっくり焼き上げたあと、2日冷蔵庫で保存することで甘みがアップすると言います。
こずえさんの“映えテクニック”は、1つだと寂しいので2つ並べてスクエアで迫力があるように撮ること。
あまりの弾力に疲れて開発されたスイーツとは!?
最後は、名古屋市西区にある、創業58年の御菓子処「藤見屋」へ。
再生回数30万回越えという「夏限定!プルッモチッ透明スイーツ」が、透き通った見た目が印象的な「くずもちでんがく」です。
(インスタグラマー・こずえさん)
「ピンク色(桃のパルフェ)・黒色(焼き芋ソフト)と紹介したので。最後はこちらの和菓子(透明)です」
食べてみるとプルプルとした弾力と、ほんのりした甘さが特徴で、爽やかな味。
詳しい材料やくずを炊き上げる温度については企業秘密ですが、1℃変わると仕上がりが変わってくるため微妙な温度の違いを見極めています。
販売を始めたのは20年以上前。最初は「葛切りそうめん」でしたが、弾力がすごいため、製造するのが大変になってしまったという店主。
そこで「そうめん」という形ではなく、切って串を刺して売ったところ持ちやすく、食べやすいと多くのお客様さんに喜んでもらえるようになりました。
“映えテクニック”は、写真では弾力が伝わりにくいため串を持ってプルプル揺らして動画を撮ること。
また、何本か積んで光り輝く様子を表現するのも映えるとのことでした。
ひんやり映えスイーツで、名古屋の暑い夏を乗り切ってはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」7月19日放送より