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道は狭いが心は広い!人情タウンの駄菓子屋さんは「持っていきぃ」があたりまえ!? & ネコが火に飛び込む!?1200年受け継がれる「危険すぎる火祭り」に超仰天!【扶桑町&西尾市】

所変われば品変わる。同じ愛知県の中でも市区町村ごとに全然違う仰天の風習やサービス、グルメ、スポットがたくさん!人情いっぱいの扶桑町では激狭ロードに粋で優しい駄菓子屋さんをぐるりと訪問。一方の西尾市では「ネコが火に飛び込む」という超危険な火祭りがありました。

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道は狭いが心は広い!人情タウンの駄菓子屋店主が「持っていきぃ」する理由とは?【扶桑町】

「まだうちの町が出てないです!」と呼び声に誘われてやってきたのは扶桑町。情報を寄せた扶桑生まれ扶桑育ち、扶桑町役場に勤務する林幸弘さんの案内で早速扶桑町のあたりまえ探しに出かけます。


最初に訪れた扶桑町のあたりまえは「激狭ロード」。扶桑町の山名地区には運転がヒリヒリしそうな狭い道が家々の間を縫うように張り巡らされているんです。


その狭さたるや車一台がやっと通れる程度。対向車が来たらすれ違うことはできません。そんなときにはお互いに譲り合うのがあたりまえ。時にはバックで延々と来た道を戻り、相手に進路を譲ります。


そしてお互いにどうにもならないときには、敷地をちょい借り。立ち入って大丈夫かと心配になってしまいますが、住んでいる方はも「何かにぶつけたりしなければ大丈夫です」とおおらかに話されていました。

道は狭いが心は広い、これが扶桑町のあたりまえです。


そんな人情タウンの扶桑町には、さらなる人情にあふれたスポットがあるとのこと。林さんの案内でやってきたのは「ちゃめっぺ」、扶桑町で40年以上続く、子どもたちの声が賑やかに響く駄菓子屋さんです。


「ちゃめっぺ」を切り盛りしている店主はネイティブな尾張弁がとっても素敵な高山末子さん。高山さんは子どもたちが買い物に来るといつもいっぱいオマケをくれるんです!

店内で様子を見ていると子どもたちの好みに合わせてオマケをどっさりプレゼント!


46円しか買い物をしていない子どもにもちゃんとオマケをプレゼント!限られたお小遣いの中で少しでもたくさんのお菓子が欲しいと思っている子どもたちにとってはまさにオアシスのようなお店です。


こんなにオマケをいっぱいつけて大丈夫なのかと心配になってしまいますが、高山さんは「大丈夫ですよ、回っていきますよ!」と一言。「オマケの代わりに元気をもらっとるで、それでいい」と高山さんはおおらかに話されていました。


人情タウンの扶桑町にある粋で優しい素敵な駄菓子屋さんでは、今日も子どもたちの元気な声が響きます。

ネコが火に飛び込む!?1200年受け継がれる「危険すぎる火祭り」に超仰天!【西尾市】

「ネコが火に飛び込む危険な火祭り」があるとの情報を元にやってきたのは西尾市。早速市民に聞き込みをすると確かに「火の中にネコが入る」「火の中にバッと突っ込む」と物騒な情報が次から次へと飛び出します。


危険すぎる火祭りとは西尾市にある鳥羽神明社で行われる「鳥羽の火祭り」。祭りに合わせて境内を訪れると、そこには無数の木や竹で建てられた巨大なたいまつがありました。


「すずみ」と呼ばれる巨大なたいまつの高さはおよそ7メートル、火がつけば火柱の高さは10メートルにもなるとのこと。そんなゴウゴウと燃えさかる巨大たいまつに「ネコ」が飛び込んでいく、それが「鳥羽の火祭り」です。


松明に火をつけて振り回すような火祭りは全国的にも見られますが、火がついた巨大たいまつに飛び込んで行くのは「鳥羽の火祭り」以外にはほぼ例がないとのこと。「日本一危険な祭り」とも言われる大迫力の天下の奇祭を見るために、全国から大勢の観覧客が訪れます。


そして巨大たいまつの火柱に飛び込んで行く「ネコ」とは、実は伝統衣装に身をまとった男たちのこと。ネコのような頭巾をかぶって火に飛び込んで行くことから「ネコ」と呼ばれるようになったそうです。


1200年にわたり受け継がれてきた「鳥羽の火祭り」の中心となるのが西尾市鳥羽町の東と西から選ばれた二人の神男。東西それぞれの神男とネコたちは、燃えさかるたいまつの中にある「神木」と「十二縄」と呼ばれる神聖な縄をどちらが早く取り出せるか競います。


勝敗によってその年の天候や豊凶が占われるため、リーダーとなる神男の責任は重大。今年は幼なじみの二人が若き神男を務めます。

「鳥羽の火祭り」が行われるのは一年で最も寒い2月。極寒の中、神男たちは3日前から氷水で体を清めて祭りに備えます。


さらに当日はネコたちとともに冷たい海に入って禊ぎを行い、午後8時になったらいよいよ本番。合図とともに巨大たいまつに火がつけられると、瞬く間に大きな火柱が立ち上がります。

するとネコたちはなんとハシゴで燃えさかる松明によじ登り、揺さぶりながら松明を破壊!


巨大たいまつを縛っている縄をいかに早く断ち切るかが勝負のポイント。そのためネコたちは燃えさかる巨大たいまつにとびつき、ゆさゆさと揺すって中に空気を送り込みます。


東西どちらもいち早く巨大たいまつを崩そうと、果敢に火の中に突入していきます。そして開始からおよそ10分、西陣営が一足早く燃えたぎる「神木」を巨大たいまつから取り出すことに成功!無事に「神木」と「十二縄」を奉納し勝利を収めました。


勝利を万歳で祝う西陣営も、熱い声援に礼を伝える東陣営も真っ黒。コロナ禍の影響もあり3年ぶりの開催となった「鳥羽の火祭り」は無事に閉幕。また来年も熱い競争が繰り広げられます。


※記事の情報は放送日時点のものです。

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※記事の内容は放送当時のものです。

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