餃子日本一は宮崎県?!上半期に躍進した新名物をご紹介
宮崎県にはおいしいものがたくさんありますが、実はある食べ物が今年上半期で日本一となったのをご存じでしょうか?CBCテレビ『ゴゴスマ』の「列島生報告 今日はダレなんサー」。全国の名物アナウンサーがご当地の魅力を紹介します。今回はMRT宮崎放送の外種子田(ほかたねだ)結アナが出演。番組MCの石井亮次アナの呼びかけに、特技のタンバリン(まだ練習中)を叩きながら元気に登場しました。
この日の中継は宮崎市にある「宮崎中央卸売市場」から。外種子田アナが「ここには2020年上半期ナンバー1になったものがあるのですが、何かわかりますか?」と質問すると、スタジオにいる元宮崎県知事の東国原英夫さんが「餃子!」と即答。外種子田アナは「さすがです!宮崎市は(世帯当たりの餃子の)支出額と購入額が日本一!隠れた餃子の街と言われています。ここからは『宮崎市ぎょうざ協議会』の会長・渡辺愛香さんにお話を伺っていきます」と、エプロン姿の女性を紹介しました。
渡辺さんは「率直にうれしいし、絶対にくると思っていました」と笑顔。日本一になった理由は「3月に放送された『マツコの知らない世界』で取り上げられ、またコロナの影響で巣ごもり体質だった宮崎の皆さんがたくさん購入してくれたおかげです」と解説。外種子田アナは「ゴゴスマにもお力添えをいただき、もう一伸び!」とガッツポーズです。
ここから外種子田アナは4種類の餃子を紹介。まずは、材料全てが地元産のスタンダードな「オール宮崎餃子」。
続いて、シイタケ、ピーマン、ナス、チーズが上に乗っている「変わり種カラフル餃子」です。さらに、宮崎牛を100%使用した「宮崎牛餃子」。そして最後に登場したのが、皮の色が黒と緑という見なれない色の餃子です。中身は黒色が地鶏、緑色がニラを使った餃子なのですが、とにかくインパクトがすごい。
「黒いのは炭火が入っているから」と説明しつ試食する外種子田アナは「炭の香りと、中にはゴロンと地鶏が入ってる!」と表情豊かにリポートします。石井アナが「おいしさをタンバリンで(表現)いただけますか」と振ると、すぐさまタンバリンを手に取り、「普通のテンションがこのくらいだとしたら…」と穏やかに叩いた後、「この餃子はこれくらい!」と激しく打ち鳴らしました。「相当おいしいんだろうね!」とスタジオも喝采です。
宮崎市ぎょうざ協議会は今年9月に発足され、11月にはイベントを2回予定。年間1位を目指したクラウドファンディングも行っているそうです。渡辺さんは東国原さんに、情報発信やPRの仕方について質問。東国原さんは「僕はテレビに出る時に餃子の被り物をした」と奥義を直伝。「宮崎は生餃子を買って家で焼く習慣がある。それで売り上げがガーンと伸びたと思います」と躍進を分析しました。
外種子田アナは「宮崎には『てげてげ(大体)でいったら』というのんびりした性格もありますが、下半期は積極的にいきましょうね!」と力を込めます。タンバリンを打ち鳴らし渡辺さんとともに賑やかに中継を終えました。東国原さんは「県の形を餃子にしようかな?」石井アナも「ちょっと形が近いですかね?」と、中継後もスタジオは“次の餃子戦略”で盛り上がっていました。