行列ができる大絶賛“海鮮丼”に“おばんざい食べ放題”！コロナ禍で奮闘の超お値打ちグルメ

2021年03月11日

「破格の値段」「ありえないくらいの量」お客さん大絶賛のランチ！

まず、訪れたのは、およそ3年前にオープンしたという名古屋市北区の【居酒屋　やっとる？】。新型コロナが広がり始めた去年3月からランチ営業をスタート。感染防止対策ため平日30名限定としていて、ランチの時間には行列ができる人気店です。
この日並んでいたお客さんも「すごい破格の値段で、特大のサイズを出してくれる」とか「ありえないくらいの量がのっていて、他で食べたらそんな値段で絶対食べられない」と、コスパの良さを大絶賛！

その気になる人気のランチメニューとは『海鮮丼』で、システムがちょっと変わっています。

ご主人が「ご飯は自分であちらでよそっていただくので」とカウンターの先を指差しました。つまり、どんぶりにご飯を盛るのはセルフサービス。しかも「好きなだけ」OKだとか。それにご主人がネタを盛って提供してくれるわけです。

てんこ盛りなのに激安！　高級ネタ満載の海鮮丼

棚橋さんはもちろんどんぶりいっぱいのご飯。それで仕上げた海鮮丼がカウンター越しに出てくると「うゎ～」などと驚きの声を繰り返し、両手で受け取ると力自慢の棚橋さんでさえも「重たい、重たい」と言うほどのボリューム。どんぶりからはみ出るくらい盛られた海鮮に「スゲー、想像を超えてきた」と食べる前から完敗状態の棚橋さんです。

この日は、メジマグロに信州サーモン、今が旬の寒ブリ、さらには本マグロの中トロ、そして、大トロまでものっけてしまう豪快さ！　ご主人が卸売市場に自ら出向いて仕入れる日替わりネタが10種類以上も盛られた海鮮丼です。

棚橋さんはメジマグロや寒ブリを食べ、「ビックリするわぁ～」などとネタの良さを絶賛。リポートの相棒・榊原悠介アナは、この日のスペシャルネタの一つである三重県産のアワビを食べて、棚橋さんから「どこから声出しとるの？」と言われるくらいに「あ～（ハート）」と乙女のような声を出し、幸せな表情を浮かべるほど。

完全に二人ともノックアウトの味とボリュームのこの海鮮丼。お値段はそれに追い打ちをかけるほど衝撃的な『990円』（ランチ限定）です。

やはりランチは赤字だそうですが、その経営方針にはご主人なりのある信念があるとか。それは『仕事は楽しく、生活は苦しく』。ジョークの効いたいさぎよい名言に棚橋さんは「なんかそれ、持って帰ろうかな。プロレス界に」と『試合は楽しく、己は苦しく』と自分を戒める名言でこのお店のリポートを締めたのでした。

【取材協力】居酒屋やっとる？（名古屋市北区）

野菜たっぷりのおばんざいが食べ放題！

続いて訪れたのは、名古屋市中村区のJR名古屋駅西口近くに去年7月にオープンした【八百屋ダイニング　やすべえ】。
店内に入ると、カウンターの上に大皿に盛られた料理がズラリ。この日は、サラダやごぼうのきんぴら、チンゲンサイの煮物など野菜を中心とした料理が10種類ほど並んでいました。

店長にシステムを聞くと「ワンドリンク500円最初に頼んでもらえますと、こちらに出ているすべてのおばんざいが食べ放題」とのこと。それを聞いた棚橋さんと榊原アナは、あまりの安さに口を揃えて「お、お～」と驚くしかない様子。

この店の夜の営業で行っている仰天のシステム『500円でワンドリンク＆カウンターの大皿料理が食べ放題』ができる理由は、店名にある通り、野菜を大量に扱う創業100年以上という青果店が経営しているから。
その時々の旬の野菜をメインにした料理がお値打ちに食べられるというわけです。

肉や魚を使った洋食や中華も！

棚橋さんもシステムに従って、カウンターに並べられ料理を取っていきます。
この日は“サーモンときのこのクリーム煮”もあって、それを取ると「さぁもんだいです」と一瞬意味の分からないことを言い出す棚橋さん。サーモンを見ると「さぁもんだい…」といわゆるオヤジギャグを言いたくなるのだとか。
リポートの相棒・榊原アナにも「寒いッスね…」と軽くあしらわれる始末。
他にもチンジャオロースといった肉を使った中華料理もあったりなど、日によって、野菜以外の料理もカウンターに並びます。