「120点満点のコシ!」50年続く手打ちうどん店の絶品 海老おろしうどんに、老舗菓子店の桃のお菓子!愛知県春日井市『なりゆきアフロ』
CBCテレビ(東海エリア)で夕方放送の報道情報番組【チャント!】。アフロヘアーがトレードマークの副島淳くんがリポートする、金曜日の人気コーナー『なりゆきアフロ』は、東海地方の125市町村を巡り、出会った人に聞いた「町の美味しいもの」をその場所へ行って味わう“なりゆきグルメ旅”。
今回は、東海3県125市町村の66カ所目、「サボテンの生産量日本一」として知られる、愛知県春日井市を旅します。
江戸時代から続く老舗のお菓子屋さんで味わう、桃のお菓子
駅で声をかけたのは、可愛らしい男の子とお父さん。3歳の息子さんは、お気に入りの補助輪つきの自転車に乗る姿を披露してくれました。では、春日井市でいちばん美味しいものを聞いてみましょう。
答えは『ももらんぐ』。お父さんによると、サブレみたいなお菓子だそう。この辺りは江戸時代の宿場町で、『ももらんぐ』はご近所で有名な歴史あるお菓子屋さんの商品だといいます。
歩きながら探していると、国道沿いにとても目立つ『春日井名物 ももらんぐ』の看板を発見。『御菓子処 美濃屋 本店』です。取材交渉をしたところ、社長さん直々にOKをいただきました。
美濃屋は1848年、江戸時代創業の老舗。噂のお菓子『ももらんぐ(160円)』は、地元の桃で作った餡をしっとりとした生地で挟んだ50年を超えるロングセラー商品。丸いフォルムがキュートなお菓子です。
そのお味は…「美味い!優しい甘みですね」。思わず笑顔になる美味しさです。最初に餡のほのかな甘みがあって、最後に桃の果汁の甘みがやってきます。
お店の方によると、『ももらんぐ』は春日井市の桃と、ラングドシャというフランスの焼き菓子との造語。取材日は手元の温度計が39度を指すとても暑い日で、一緒に出して頂いた冷茶とのコンビが最高でした!
手打ちうどんがツルツルッ!地元に愛される海老おろしうどん
続いては、道で出会った小学生の頃から春日井市に暮らす女性に聞いてみます。「春日井市で一番美味しいものは?」答えは、猛暑のロケ日にピッタリな『海老おろしうどん』。
この女性、ちょうど近くのうどん屋さんでお昼ごはんを食べてきたところで、そのお店の『海老おろしうどん』が美味しいのだとか。「このセミの声。この直射日光。そこに海老おろしうどん!一番いい!!すぐに行きます」と副島くん大喜び!
向かったのは、『めん処 初海家(はつみや)』。間もなくランチ終了の時間。急いで向かうと、「純手打ちうどん」という看板も見えてきました。昭和45年創業で、ご主人の手打ちうどんが美味しいと地元で人気のお店です。
取材交渉で店内にうかがうと、店主のIさんがうどんを打っているところ。そして副島くんを見て開口一番、「オリンピックの人じゃない?」またもや、バスケットボールの八村塁選手に間違えられたようです。思わず「違うよ!」とツッコミを入れてしまいました。
創業当初からのメニュー、『海老おろしうどん(900円)』は超人気商品。強いコシのあるうどんに、数種類の出汁を効かせた特製のつゆ。そこに、カラッと揚げた大きなブラックタイガーの天ぷらが乗っています。たっぷりの大根おろしを絡めていただきます!
「久しぶりの“天国”出ました!美味い!!100点満点、いや120点満点のコシ!全然、麺が違う、手打ちうどんの喉ごしが最高で、超絶品です。揚げたての大きな海老もプリプリ、最高!」と副島くん。店主のIさん曰く、お店は50年ほど。義理のお父さんの代から続いているそうです。
Iさんはお婿さんということで、「プレッシャーだらけですね?」と聞いてみると、お腹を触りながら「プレッシャーだらけでお腹にきてます。大きくなって…」と笑います。「普通、プレッシャーがあると痩せるのでは?」と聞くと「人によりますね!」と答えるIさんに、奥さまもお義母さまも一緒に大爆笑。明るく素敵なお店でした!
(2021年9月17日放送「チャント!」より)
なりゆきアフロ~どこに行けばいいですか?~
アフロヘアーがトレードマークの副島くん。出会った人に「この街のおいしいもの教えてください」と聞き、その場所へ行って頂く、なりゆきぶっつけグルメ旅!東海地方125市町村を巡ります。
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