一番熱いおでんの具材は何?口の中をやけどしない食べごろの温度とは『チャント!』
寒い時季に食べたくなる「おでん」。しかし、熱々の具材を勢いよく食べて口の中をやけどしてしまった経験もあるのではないでしょうか。そこで、おでんの定番の具材8種類でどれが一番熱いのかを調査しました!
一番熱いおでんの具材は何?
調査した具材は、大根・たまご・もち巾着・こんにゃく・ちくわ・はんぺん・厚揚げ・ロールキャベツの8種類。街頭インタビューで聞いたところ、最も熱いと思うおでんの具材は「もち巾着」と予想する人が圧倒的に多いという結果に。調査方法は、可能な限り同じ条件で8種類の具材の中心温度を計測。実際に口に運ぶときの温度に近づけるため、お皿に移してから約10秒後に計測をします。果たして結果は…?
<調査結果>
大根 81.9度
たまご 82.8度
もち巾着 86.1度
こんにゃく 80.5度
ちくわ 79.5度
はんぺん 83.1度
厚揚げ 89.2度
ロールキャベツ 82.8度
予想の本命「もち巾着」を超え、一番熱い具材はなんと「厚揚げ」。具材の中から出汁がジュワッと出て、噛むことさえ困難なほど熱々です。具材が熱いうちに食べたいところですが、勢いよく食べると口の中がやけどしてしまうので、食べごろの温度になるまで冷ますのが良さそうです。
食べごろの温度ってあるの?
口の中がやけどしにくい温度はあるのでしょうか。口腔外科の先生によると、食べごろの温度は“70度”だと言います。個人差はありますが、70度以下まで冷ますとやけどのリスクは低くなるとのこと。そこで、8種類の具材をお皿に移してから70度を下回るまでの時間を計測してみました。
<調査結果>
~2分 ちくわ・はんぺん
3~4分 たまご・こんにゃく・ロールキャベツ
5分以上 大根・もち巾着・厚揚げ
出汁をたくさん吸っている具材は冷めにくく、食べごろの温度まで下がるのに時間がかかることが分かりました。
冷めやすい具材と冷めにくい具材を同時にお皿に取り、冷めやすい具材から食べるなど工夫をすると、どの具材も食べごろのベストタイミングでおいしく食べられます。やけどをしないでおでんを食べたい方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」12月6日放送より