新型コロナウイルスの影響で練習できず“逆上がりができない”…先生「今日できるようになります！」ソーシャルディスタンス指導で「逆上がり」に挑戦！
毎週月～金曜日の夕方にCBCテレビで放送している情報番組【チャント！】。
毎週水曜日の人気コーナー『全力！お助けちゃん』では毎回、何事にも全力で取り組むBOYS AND MENの平松賢人が皆さんのお悩みをサポートしています。
今回は、逆上がりができないとお悩みの、Eくん（8歳）・Tくん（6歳）兄弟のご依頼です。
ママ曰く、お兄ちゃんのEくんは今までに1～2回偶然できたことがあるそうですが、まだコツが掴みきれていない様子。一方、弟のTくんは、まったくできる気配がないそうです。本来であれば幼稚園で教えてもらえるはずの逆上がりですが、新型コロナウイルスの影響で練習できず、公園などでの個人練習もあまりできない状況だとか。
「逆上がりをやりたい気持ちはどれくらい？」と兄弟に尋ねる平松くん。お兄ちゃんのEくんは「100％を超えている！」、弟のTくんは「100％！」と答えます。2人ともヤル気MAXです！
そんな2人に逆上がりを教えてくれる助っ人は、【トライアルスポーツ】のスポーツトレーナー・今井栄司さん。密を避けるため、ソーシャルディスタンス指導をしていただきます。
まずは、もう少しでできそうなお兄ちゃん・Eくんの指導から。
今井先生の前で逆上がりをしてみると、先生は「今日できるようになります！」と太鼓判。ちゃんと肘が曲がり、おへそと鉄棒の距離が縮まっているので、あとは足が鉄棒の上を越すだけだと言います。
先生のアドバイスは、「自分の頭のところにボールがあると思ってそれを蹴るイメージ」で。
早速実践！
1回目、あとほんの少し！といったところ。
そして2回目、成功！3回目も成功！4回目も成功！
アドバイスを受けて、すんなりできるようになりました。
あと少しできそうな人は、「自分の頭のところにボールがあると思ってそれを蹴るイメージ」で練習してみてくださいね！
続いては、まだまだできない弟・Tくん。
まずはお手並み拝見。すると、今井先生からは「イケる気がします」と心強い言葉が。先生曰く、逆上がり成功の秘訣は「とにかく体を鉄棒から離さないこと。逆上がりの際に助走をつける人がいますが、体と鉄棒が離れやすいのでやめましょう」とのことです。
レッスンスタート！
まずは踏み込む足（左足）を前に。こうすることで鉄棒と体が勝手に近づきます。
次に「1・2・3」と前後に体重移動をさせ、「3」のタイミングで足を思いっきり振り上げます。この時、頭が後ろ向きにならないようにすること。後ろ向きになると体と鉄棒が離れやすくなってしまうので、目線は常に鉄棒になるように。これがポイントです。
ママにアシストしてもらいながら回る感覚を身につけていきます。何度も練習をしているうちにママに甘えてしまい、自分で回ろうとしなくなってしまったTくん。
それを見かねた今井先生が、“逆上がり上達マル秘アイテム”を取り出しました。
それは、100円均一などでも買える「ベルト」。ベルトを輪にして交差させ、背中の後ろで両肘に通すだけ。ただし、ベルトを使用する際はバランスを崩しやすいので必ずサポートしてくれる人とやりましょう。
ベルトを装着してやってみると、なんと1回目で見事成功！その後もベルトをしたまま練習し、その感覚を身に付けます。
ベルトをすれば逆上がりができるようになったTくん。ベルトを外してやってみます。
最初よりは上達したものの、肘をしっかり曲げることができず、まだ鉄棒とお腹が離れてしまいます。
あとは練習あるのみですが、何度も何度も練習を重ね、さすがに腕に疲労がたまっているTくん。でも、一向に練習をやめようとしません。その理由は、「お友だちができて自分にできないのは悔しい」から。
とはいえ、体力は限界に近づいてきています。少し休憩をはさみ、残り5回の挑戦と決めて練習再開。諦めないTくんのために、マットを重ねて体と鉄棒を離れにくくします。
1回目、2回目、3回目、まだ少し鉄棒から体が離れています。
4回目は、平松くんも今井先生もママも皆が一斉に「あー惜しい！」と声を上げるほど。あと少しでできそうです。
そしてラスト、残り1回。みんなが見守る中、集中して思いっきり踏み込んだTくん。
なんと大成功！そこにいるみんなの大歓声が響きます。ハンディキャップつきではありますが逆上がりに見事成功しました！！
コツを掴んで逆上がりができるようになったEくん。そして、悔しさをバネに諦めず何度も何度も練習を重ねたTくん。2人とも本当によく頑張りました。
おめでとう！今回のお助けも大成功！！
