見て・乗って・語りたい。 東海の鉄道沼  : 3ページ目

シミュレータで本格的な運転体験!
運転士・車掌が見ている景色とは…?

車両展示やジオラマで知識を深めたあとは、シミュレータで鉄道を体験!

新幹線シミュレータ「N700」では、東海道新幹線のN700系新幹線電車の実物大の運転台で、運転シミュレータに挑戦することができます。

大型スクリーンに映し出された走行風景は、臨場感たっぷり!最高速度285㎞/hで疾走する、N700系ならではのスピード感も楽しめます。

在来線シミュレータ「運転」は、2ハンドルの211系タイプと、力行とブレーキが一体となった1ハンドルの313系タイプの2種類を設置。運転操作の難易度は3段階(見習い編・練習編・達人編)あり、達人編は運転時刻の遵守まで求められる本格的なものとなっています。

今回は、313系タイプの見習い編を体験!ドアの開閉を確認し、ハンドル操作で電車を加速。停車駅では、ブレーキで速度を調整しながら、停止位置に電車を停めます。

体験後は、画面に修了証が登場。順位は、16人中3位。スタッフさんが運転操作について丁寧に教えてくれるので、初心者でもスムーズに運転することができます。

在来線シミュレータ「車掌」では、大型モニターに映し出される映像を見ながら、ドアの開閉や車内放送を実施。難易度が高くなると、駅で乗降するお客さんの数が多くなるなど、通常時とは異なる事象が発生し、ドア開閉のタイミングが難しくなるといいます。

『リニア・鉄道館』の加藤さんによると、実は在来線シミュレータは、在来線の運転士・車掌が実際に使用している「訓練装置」をベースに作られたもの。本格的な運転体験を気軽に楽しめるのも、同館ならではの魅力です。なお、各シミュレータは先着順、有料です。

超電導リニア展示室では、超電導のしくみを模型やCG映像を利用して説明。

ボタンをタイミングよく押すことで、超電導リニアが進むしくみを理解できる装置や、リニア車両の車内の一部をイメージした客室で、時速500㎞の世界を疑似体験できるミニシアターなど、さまざまな体験を通して、次世代の高速鉄道技術を学ぶことができます。

名前入りのきっぷを発券!
無料でオリジナルアイテム作り

学びの合間に立ち寄りたいのが、「鉄道のしくみ」エリアにある、エクスプレス券売機。実は、名前入りの記念きっぷを無料で発券することができるのです。

利用駅や発着時刻、席指定まで選択が可能。発券したきっぷは、館内の自動改札機に通すことができます。

来館の思い出としてはもちろん、鉄道好きな人へのちょっとしたお土産にオススメです。

“買って帰りたい”グッズ&お弁当