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産業廃棄物や尿とみられる液体が入ったペットボトルも 高速道路のサービスエリアで清掃・啓発活動

11.28(金)18:58
新東名高速道路の愛知県にある岡崎サービスエリアで11月28日、関係者による大規模な清掃活動が行われました。取材したカメラが捉えたのは、不適切なごみ捨ての実態でした。
28日の清掃活動には、愛知県トラック協会やNEXCO中日本の関係者ら約220人が参加しました。参加者はトングやごみ袋を持ち、大型車の駐車場周辺などでごみを拾います。目立つのが茶色の液体が入ったままのペットボトルです。
参加者:
「これは黄金の、おしっこだね」
さらに、高速の本線へ出るランプに向かってみると、のり面がまるで「ごみ捨て場」になっていました。食べ物が入っていた容器や袋、ペットボトルなどが散乱しています。
参加者:
「ランプに大型トラックが停まっていて、ごみを捨てて出ていく」

ネクスコ中日本では、28日に行われた清掃・啓発活動を2年前から行っています。2025年は、尾張一宮パーキングエリアと岐阜県の養老サービスエリアで行いました。2カ所とも、用意した75リットル入りの袋100枚を使い切る、大量のゴミが回収されました。
ゴミは高速道路本線からサービスエリアなどに通じる「ランプ」と呼ばれる道沿いに多く捨てられています。回収したゴミの中には、家庭ごみだけでなく産業廃棄物とみられる資材や、ペットボトルに入った尿とみられる液体もあったということです。
ネクスコ中日本はSNSやポスターを使って、ポイ捨て禁止を呼びかけていますが、ゴミの量はまったく減っていないため、定期的に清掃をしなくてはいけない状況になっています。改めて高速道路利用者のマナー向上が求められます。





