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ノーベル生理学・医学賞に大阪大学の坂口志文特任教授 愛知県がんセンターで研究取り組む この地方でも祝福の声

10.07(火)01:29
今年のノーベル生理学・医学賞に大阪大学の坂口志文特任教授らの受賞が決定したことを受け、この地方でも祝福の声が上がりました。
坂口さんは、本来、体を守る免疫細胞が異常な働きをして自分の体を攻撃する際、ブレーキ役となる『制御性T細胞』を発見しました。
6日、名古屋駅前では、受賞が決まったことを受け、号外が配られました。
■街の人
「すごいですよね 世の中を変える人が生まれたということで誇りに思いますね」
「がんの治療ということで こういう賞を受賞されたこと大変素晴らしく思います」
坂口さんは、1977年から名古屋市の愛知県がんセンターに約2年半在籍し、自己免疫反応に関する研究に取り組みました。
■愛知県がんセンター井本逸勢 研究所長
「今回の受賞を契機に、さらにこの研究分野が有名になって、さらにたくさんの若い研究者が、研究に参加してくださると、本当に病気の克服に役立つ研究が、どんどん進んでいくんじゃないかと期待しています」
日本人が生理学・医学賞に選ばれるのは2018年の本庶佑さん以来となります。