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学園に約3億5400万円の損害を与えたとして追起訴 越原学園の元副理事長 背任の罪で先月にも起訴

10.06(月)19:12
名古屋市にある学校法人の元副理事長の男が、大学の改修工事などの発注をめぐり工事費などを上乗せして契約し、学園に約3億5400万円の損害を与えたとして追起訴されました。
追起訴されたのは名古屋葵大学などを運営する、学校法人越原学園の元副理事長・越原洋二郎被告(52)です。
名古屋地検特捜部によりますと、越原被告は2020年と2022年に大学の施設改修工事などをめぐり、不正に利益を得ようと必要の無い別の業者を名目上の元請け業者として介在させるなどして金額を上乗せして契約し、学園に計約3億5400万円の損害を与えた罪に問われています。
名古屋地検特捜部は越原被告の認否を明らかにしていません。
越原被告は学園に約5500万円の損害を与えた背任の罪で、先月16日にすでに起訴されています。