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市教委が「性暴力による免許失効」の確認を怠る 更新頻度の少ない官報の情報で確認 名古屋

07.10(木)17:16
教員採用の際に法律で義務づけられている「性暴力による免許失効」の確認を、名古屋市教育委員会が怠っていたことがわかりました。
おととし4月以降、教員を採用する際には、児童・生徒への性暴力などで免許が失効・取り上げとなっていないかどうか、法律に基づきデータベースで確認することになっています。
しかし名古屋市教育委員会は6月まで、データベースでの確認を行わず、データベースより更新頻度の少ない、官報の情報で確認していました。
また常勤講師と非常勤教諭については官報の情報でも確認せず、提出された免許状の写しで確認していたということです。
この間に採用された教員は延べ約5900人で、教育委員会が確認したところ免許が失効・取り上げになった例はなかったということです。