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自衛隊機墜落と同型のT-4練習機飛行再開「安全に飛行できると判断」 事故原因はいまだ調査中 愛知・犬山市

06.12(木)19:09
自衛隊機が愛知県犬山市の入鹿池に墜落した事故で、航空幕僚長が会見を開き、見合わせていたT-4練習機の飛行を再開すると発表しました。

内倉浩昭航空幕僚長:
「操縦者に対する安全管理や緊急時の対応などについて教育訓練を実施したうえで、T-4練習機を安全に飛行させることができると判断した」
12日、航空自衛隊が、飛行の再開を発表したのは、全国12基地に約200機あるT-4練習機です。

5月、犬山市の入鹿池に墜落し、操縦していた隊員2人が死亡した事故。
発生直後から約1か月の間、航空自衛隊は同型機の飛行を見合わせていました。
その間、操縦者に対し、シミュレーターなどを用いて安全管理や緊急時の対応等について教育訓練を行うと同時に、機体への特別な点検を実施。完了した機体と操縦者から、随時飛行を再開していくとしています。
ただ、事故原因はいまだ調査中です。
犬山市民は・・・。
犬山市民:
「原因の究明に至っていないという部分は少し不安でもあります」「練習しないでいざまともに飛ばせませんというのは困るので仕方ないんじゃないか」
東海地方でT-4練習機を所有しているのは岐阜基地のみで、発着の可能性がある小牧基地などを含めた周辺自治体には、すでに飛行再開の説明を行っているということです。