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名古屋市の観光客誘致事業を巡る汚職事件 贈賄の罪に問われた女 初公判で起訴内容を認める

07.24(木)12:22
名古屋市の観光客誘致事業を巡る汚職事件で、贈賄の罪に問われた広告会社役員の女の初公判が開かれ、女は起訴内容を認めました。
贈賄の罪に問われたのは、広告会社役員の桑原清美被告(54)です。
起訴状などによりますと桑原被告は、おととしから去年にかけて、名古屋市の観光客誘致事業で業務を受注できるよう便宜を図ってもらった見返りに、市の元担当課長、大塚勝樹被告(62)に11回にわたって、合わせて約28万円を渡したほか、預けていた約14万円の返済を免除したとされています。
24日の初公判で桑原被告は起訴内容について問われ、「大丈夫です」と認めました。
検察側は「大塚被告が直接現金を受け取れない時は、封筒に入れた現金をパンフレットに挟むなど、他の職員にわからないように細工をした」などと指摘しました。