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名古屋市の観光客誘致事業を巡る汚職事件 元市担当課長に執行猶予付きの有罪判決

09.04(木)16:45
名古屋市の観光客誘致事業を巡る汚職事件で、収賄の罪に問われた市の元担当課長に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
収賄の罪に問われたのは名古屋市の元担当課長、大塚勝樹被告(62)です。
起訴状などによりますと大塚被告は、おととしから去年にかけて観光客誘致事業の業務委託で便宜を図った見返りに、広告会社役員の桑原清美被告(54)から約28万円を受け取ったほか、約14万円の返済を免除してもらったとされています。
4日の判決で名古屋地裁は、「市民からの信頼を大きく損ねた結果は重大」「公務員としての自覚が欠如していた」などとした一方、反省の弁を述べていることなどを踏まえ、懲役1年6カ月・執行猶予3年・追徴金約43万円を言い渡しました。