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中部空港で深夜に… “代替滑走路”の工事を公開「一日でも早く2本にして完全24時間化を」供用開始は2027年度予定

08.01(金)19:59
中部空港で、新たな滑走路の工事の様子が公開されました。
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(太田有咲記者)
「午前0時過ぎの中部空港です。こちらでは、照明を強くたいて、草や土を取り除く作業が行われています。そして、いまある誘導路の西側約10メートルほどがのちにアスファルトとなり、滑走路として使われます」
中部空港は20年前の開港以来、1本の滑走路で運用しています。老朽化した滑走路の改修や空港の24時間運用を目指し、現在、滑走路の東側に「代替滑走路」が整備されています。
本体工事は、ことし5月から始まっていて、滑走路の土台の土を入れ替える作業の様子が報道陣に公開されました。
(中部国際空港 テクニカルコネクト・伊藤真弘執行役員)
「一日でも早く2本にして完全24時間化をはかりたい」
工事は航空機の発着が少ない夜間を中心に進められていて、完成後は全長3290メートル、幅45メートルとなる見込みです。
2027年度の供用開始を目指しています。