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リニア中央新幹線工事現場付近の水位低下問題 JR東海が3つの対策案 岐阜・瑞浪市

09.13(土)07:03
岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線の工事現場付近で起きている水位の低下を受けて、JR東海が水位を回復させるための複数の対策案を新たに示しました。
岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場付近では、井戸などで水位の低下や地盤沈下などが確認されています。JR東海は6月、当初計画していた「薬液注入」と呼ばれる方法では水位が回復せず、トンネルが損傷する可能性があることから実施しないと報告し、専門家から水位を回復させる代替案を検討するよう求められていました。12日の専門家会議でJR東海は、水位を回復させるため、雨水をため池に集めて地下へ浸透させる方法や、水田を数メートル掘り下げ水を注ぐ方法など、3つの案を示しました。今後、専門家に相談するとともに地元住民の意見も聞きながら、効果の有無も含めて検討していくとしています。
岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場付近では、井戸などで水位の低下や地盤沈下などが確認されています。JR東海は6月、当初計画していた「薬液注入」と呼ばれる方法では水位が回復せず、トンネルが損傷する可能性があることから実施しないと報告し、専門家から水位を回復させる代替案を検討するよう求められていました。12日の専門家会議でJR東海は、水位を回復させるため、雨水をため池に集めて地下へ浸透させる方法や、水田を数メートル掘り下げ水を注ぐ方法など、3つの案を示しました。今後、専門家に相談するとともに地元住民の意見も聞きながら、効果の有無も含めて検討していくとしています。