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セントレアの代替滑走路の整備費用が当初より81億円増に 建設資材や人件費の高騰が原因
01.27(月)19:05
中部国際空港(セントレア)で計画が進む代替滑走路の整備費用が、当初の予定額より約81億円増えることが明らかになりました。
2025年に開港から20年を迎えるセントレアは、経年劣化が進んでいる滑走路の大規模補修を必要としています。このため滑走路の補修中もこれまで通り稼働できるよう、誘導路を代わりの滑走路として整備する計画を進めています。
1月27日は、この事業の妥当性を審議する事業評価監視委員会が開かれ、セントレアは代替滑走路の整備にかかる事業費が当初の計画の145億円から81億円増え、226億円になると明らかにしました。社会経済情勢の変化による建設資材や人件費の高騰が原因としています。
これに対し、委員会のメンバーである専門家から「これ以上、費用が膨らまないようにコストダウンに努めてほしいが、事業については賛成」などの意見があり、セントレアは、2027年度に代替滑走路の使用を開始できるよう、2025年度中の着工を目指して準備を進めます。