今季最長“強烈寒波” 外国人は慣れない雪と寒さに困惑 三重県では約30校が休校に
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今シーズン最長寒波の影響で、18日から19日朝にかけて三重県や岐阜県でまとまった雪が降りました。
「岐阜県関ケ原町です。雪が足首が埋まるくらい積もっています。どこまでが歩道なのかわからない状態です」(記者)
岐阜県関ケ原町では、18日夜から19日朝にかけて、まとまった雪が降りました。
午前7時には積雪15cmを観測しました。取材を続ける記者の肩にも、数分で雪が積もっています。
道路の標識も雪が積もり、見えなくなっています。
高速道路の交通情報を表示している電光掲示板も、激しく降る雪で文字がほとんど見えません。
「名神高速道路の関ヶ原ICです。通行止めが続いています。ゲートの付近では除雪作業がすすめられています」(記者)
東海地方の高速道路では、18日から一部で予防的な通行止めを行っていましたが、午前9時半に解除されました。
町の人も朝から雪かきに追われていました。
「7時前くらいからずっとです。重労働です。人の手でしかできないので大変です。雪が降ると」(住民)
「天気予報見るべきだった」
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雪の影響は三重県でも。
「午前8時の三重県四日市市です。傘をさしていないと前が見えなくなるほど激しく雪が降っています」(記者)
四日市市では、通勤・通学の時間帯に雪が強まり、遠くが見通せなくなるほどに。
午前11時に四日市市曽井町では、8cmの積雪がありました。
Q.困りごとは
「やっぱり交通事情ですよね。電車は幸い普通に走りましたけど、車の方は多いと思うので、車通勤の人は大変だと思います」(鈴鹿市から通勤)
駅前のタクシー乗り場には行列。アメリカから出張で訪れたというグループも頭を抱えます。
「びっくりした。天気予報見るべきだった。山の方の問題だと思ったら、結局海の方も雪に降られて、ちょっと困っています」(アメリカから出張)
薄手のジャケットで出てきてしまったという女性は――
Q.寒くないですか
「はい、お察しの通りです」(アメリカから出張)
三重県によりますと、この雪で、一部の路線バスが運休になったほか、小中学校など30校余りが休校になっているということです。