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藤井七冠が愛知・蒲郡市をぶらり 名人戦の対局会場となっていた将棋の聖地「銀波荘」で抹茶スイーツに舌鼓

06.10(火)19:09
将棋の「名人戦」で3連覇を果たした藤井聡太七冠が、蒲郡市の名所を散策しました。
将棋の八大タイトルの1つ「名人戦」は、瀬戸市出身の藤井七冠が挑戦者の永瀬九段に勝利し、3連覇を果たしました。七番勝負を4勝1敗で制したため、蒲郡市で予定されていた第6局は開催されず、市は代わりに6月9日、藤井七冠を招いて祝勝会を開催しました。

6月10日朝、藤井七冠が訪れたのは名鉄蒲郡駅です。鉄道好きとして知られる藤井七冠は、行き先を知らせる「系統板」を持って写真を撮ったあと、電車に乗って移動を楽しみました。
藤井七冠、将棋の聖地「銀波荘」でスイーツを楽しむ

続いて訪れたのは、第6局の会場となっていた旅館、銀波荘。これまでに将棋のタイトル戦を93回行っていて、「将棋の聖地」と呼ばれています。銀波荘では、海が一望できる「足湯カフェ」が人気ということで、あいにくの雨ですが、藤井七冠も体験しました。
藤井聡太七冠:
「少し天気が悪いが、それでもこれだけの景色なので、晴れていれば素晴らしいと思う」

足湯を体験した後は、対局中に提供される予定だった「勝負スイーツ」を楽しみました。
藤井聡太七冠:
「私が抹茶が好きという情報を調べて、こうやって準備をしていただいたことがすごくうれしかった」
その後、藤井七冠は館内に設けられた「将棋ロード」を歩き、対局の写真や棋譜を見ながら、歴代のタイトル戦を振り返っていました。
藤井聡太七冠:
「対局で来ることにはならなかったが、こうして違う形で行くことができて、また対局で行けることを楽しみにしたい」