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上司の印鑑で不正行為市職員を懲戒処分 三重・志摩市

05.02(金)17:57
三重県志摩市の職員が、自分で購入した上司の印鑑を使って決裁を得たように装うなど、50件以上の不正行為をしたとして、懲戒処分となりました。
2日付で停職6か月の懲戒処分となったのは、今年3月まで志摩市教育委員会に所属していた40代の係長級の男性職員です。
市教育委員会によりますと、今年3月、男性職員が作成した書類を確認していた同僚の職員が、副市長の決裁欄の印影がコピーであることに気づきました。
市教委が調べたところ、男性職員は今年2月から3月にかけて、印影のコピーのほか、自分で購入した部長などの印鑑を決裁欄に勝手に押すなど、合わせて53件の不正が確認されたということです。
男性職員は「年度末が近づいてきて、事務処理を間に合わせないといけないという焦りから独断で不正をしてしまった」と話しているということです。
市教委は不正があった書類の内容に問題はなく、業務に影響はなかったとしています。