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自民党裏金事件「返金について電話連絡」旧安倍派の元会計責任者が証言 元議員大野泰正被告の裁判

09.25(木)17:07
大野泰正元議員の裏金事件の裁判で、旧安倍派の元会計責任者は「ノルマ超過分を返金するため大野被告に電話連絡していた」と証言しました。
起訴状によりますと、大野泰正被告は女性秘書と共謀し、2018年から5年間の政治資金収支報告書に、旧安倍派からのキックバック約5100万円を記載しなかったとされています。
25日出廷した旧安倍派の元会計責任者の証言によりますと、パーティー券の販売ノルマの超過分は大野被告に現金で返金したということです。
また、2022年のノルマ超過分については「あらかじめ大野被告に返金の日程調整などについて電話連絡をしていた」と証言しました。
返金した理由について「政治活動に使っていただきたかった」と説明しました。