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ミャンマー犯罪拠点で監禁 愛知の高校生なぜミャンマーへ? 取材に応じた親族が語ったのは・・・
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02.26(水)19:05
ミャンマーで特殊詐欺に加担させられたとみられる愛知県の男子高校生。親族が中京テレビの取材に応じました。
ミャンマーにある特殊詐欺グループの拠点で、「かけ子」として詐欺に加担させられたとみられる愛知県の男子高校生(16)。
捜査関係者への取材で26日明らかになったのは、渡航した理由について。「日本の今の環境から逃げ出したかった」「新しい環境に身を置きたかった」「お金を稼ぎたかった」などと話していることがわかりました。
男子高校生はSNSでやりとりした相手から誘われ、自ら闇バイトに応募し、パスポートの取得など渡航の指示をされたとみられていて、「頑張り次第で稼げる」「渡航費や現地での滞在費もかからない」などと説明されていたということです。
また、男子高校生は現地で解放される際、「ミャンマーでのことは言ってはいけない」などと中国語を話す男から通訳を介して口止めされたということで、警察が実態解明を進めています。
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そして25日、この男子高校生の親族が中京テレビの取材に応じました。
男子高校生から聞いた話として「プログラミングが得意で、得意なことが生かせる仕事があると誘われた」。
しかし現地に行ってみると、「日本からスマホなど持って行ったが、向こうで全部処分させられた」と結果的に特殊詐欺に加担させられたということです。
男子高校生は警察に「他に8人くらいの日本人がいた」と話しているということです。