三重県桑名市の多度大社で、人馬一体で坂を駆け上がる「上げ馬神事」の2日目が行われました。
多度大社の「上げ馬神事」は約700年の歴史があり、馬が土壁を乗り越えた回数で農作物の出来などを占ってきました。 しかし2年前に馬が骨折して殺処分され、「動物虐待」との批判があったため、去年から土壁は取り除かれました。 今年はさらに馬の負担を減らすため、砂を敷く範囲を広げたほか、むちの使用をやめました。 2日目の5日は5頭が挑戦してすべて成功しました。 すべての馬にけがはありませんでした。