
見つけたら賞金133万円…『つちのこフェスタ』約2200人が“幻の生き物”を捜索 研究しているという女性も


岐阜県東白川村で2025年5月3日、幻の生物、ツチノコを探す「つちのこフェスタ」が行われました。発見できた場合は賞金133万円です。
■33回目を迎えた“幻の生物”探すイベント「つちのこフェスタ」
東白川村の「つちのこフェスタ」は、毎年行われていて(雨天時は中止)、今年2025年で33回目の恒例イベントです。

今年はおよそ2200人の“捜索隊”が集まりました。もし見つけることができたら、賞金133万円です。

参加者: 「ツチノコさーん。お仲間さんもいますよー。出てきてくださーい」 幻の生物「ツチノコ」は、短い胴に三角の頭のヘビのような生き物とされています。
■「つちのこ学会」に所属する女性も参加
美濃加茂市からやってきた桜山さん一家も、本気の捜索は初めてです。 桜山さん一家: Q.ツチノコは見つかると思う? 「はい!(賞金で)人形とかいっぱい買う」 「全国放送されるくらい有名になります」

捜索隊は、思い思いのスタイルでツチノコを探しますが、「つちのこ学会」というグループに所属し、研究しているという女性がいました。

つちのこ学会に所属する女性: 「本物は、奥の方の湿り気のある所に潜んでいるんじゃないかと思う。涼しい所に逃げたんじゃないかな」
■「つちのこ焼き」の中身は…“捜索”以外の楽しみも
捜索を続けていると…。 参加者: 「見つけたぞー!」 まさかのツチノコ発見かと思いきや、会場には金・銀・銅のプレートが隠されていて、景品と交換できます。

そして、少し疲れたら名物の「つちのこ焼き」を堪能します。

子供: 「おいしい。ツナ(が入っている)」
■今年もツチノコは発見に至らず…
しかし、ツチノコは探しても探しても見つかりません。

家族4人でやってきた桜山さんも土に穴を掘って探しますが、残念ながら今年も見つかりませんでした。

桜山さん家族: 「とれなかったです。来年リベンジかな」 リベンジを誓う“捜索隊”。2026年は賞金がさらに1万円増えて134万円になります。 参加者ら: 「今年は見つからなかったけど、来年こそは見つけるぞ!おー!」