
新着
仕出し弁当を食べノロウイルス食中毒 486食を提供 業者を営業禁止処分に 岐阜・多治見市

05.05(月)18:33
岐阜県多治見市の仕出し業者が調理した弁当を食べた28人がノロウイルスに感染し、県は食中毒と断定しこの業者を営業禁止処分としました。
営業禁止処分を受けたのは、多治見市の仕出し業者「ユミヤ」です。
岐阜県によりますと、3日、可児市の住民から保健所に、「ユミヤが作った弁当を食べた同じ職場の7人に下痢や嘔吐などの症状がある」などと連絡がありました。
保健所が調査したところ、1日に弁当を食べた31歳から98歳の男女28人に同様の症状が見られ、2人が入院したということです。患者は全員、快方に向かっています。
保健所は、弁当を調理した1人からノロウイルスが検出されたことなどから食中毒と断定し、ユミヤを再発防止の措置が講じられるまで営業禁止処分としました。
1日は、弁当486食を提供していて、今後患者数が増える可能性もあるということです。
岐阜県は、ノロウイルスなど感染性胃腸炎が流行しているため、特に食品を扱う際は手洗いや消毒・殺菌の徹底などを呼びかけています。