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実在しない住宅で火災保険に加入→"落雷で家電壊れた"と書類偽装→保険金約255万円を着服 三重県農業共済組合元職員の男性

08.07(木)17:02
三重県農業共済組合によりますと、課長級だった元職員の40代の男性は、2023年9月から2025年7月にかけて、実在しない住宅で火災保険に加入したうえ、落雷により家電が壊れたといううその書類を作成して、保険金254万8590円を着服したということです。
同様の手口で保険金135万9900円を架空請求したところ、審査を担当する職員が書類の不自然な点に気づき、不正が発覚しました。男性は組合の聞き取りに対し、「金は使っていない」などと話し、全額返金したということです。
組合はこの男性を7月31日付で懲戒解雇とし、今後、刑事告訴を行うとしています。
組合は「今回の不祥事件を厳粛に受け止め、深く反省いたしますとともに、実効的な再発防止策を策定のうえ、実践してまいります」などとコメントしています。