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「県内で統一した方がいい」自転車乗車時のヘルメット着用の校則化に満場一致で賛成 高校生が意見交換

08.20(水)18:57
自転車に乗る際のヘルメット着用について高校生が意見を交わし、着用率を上げる方法を話し合いました。
愛知県警本部で開かれたヘルメットの着用に関する意見交換会には、県内20校の高校から24人が参加。自転車に乗る際のヘルメット着用が2023年4月から努力義務となってからも着用率が伸び悩んでいるため、いかに着用率を上げるかについて意見を交わしました。
参加者からは自転車の点検日を設けるなどの学校での取り組みや、ヘルメットを着ける人が少数派であるため、周りに合わせて着用を避ける生徒が多くいるなどの実態の紹介がありました。ヘルメットの着用を校則で定めることについての賛否を問われると、満場一致で賛成でした。
生徒:「校則化とか、何かしらの義務化によって何か不利益があるというのは自分は考えつかない」
生徒:「他の高校と統一しないと、他の高校はずるいと言われたりすると思うので、県内で統一した方がいいのかなと思う」
愛知県警によりますと、2024年の1年間に県内で自転車に乗っていて事故に遭い、亡くなった人は23人でした。このうち22人はヘルメットを着けていませんでした。