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3年前の古民家火災で共済金約7300万円だまし取ったか 男3人再逮捕 約200万円で購入した家に…

10.01(水)15:20
詐欺容疑で再逮捕されたのはいずれも住居不定、無職の稲葉寛容疑者(57)、元保険調査員の深町優将容疑者(54)、寛容疑者の兄で、古民家の所有者だった稲葉一夫容疑者(68)です。
警察によりますと3人は共謀し、一夫容疑者が飛騨市神岡町山田に所有する古民家に火をつけて全焼させたにもかかわらず、2022年10月、飛騨市内の協同組合から一夫容疑者名義の預金口座に現金約7300万円を振り込み入金させ、共済金などをだまし取った疑いがもたれています。
警察は3人の認否を明らかにしていません。
古民家は一夫容疑者が火事の3カ月ほど前の5月中旬に約200万円で購入したばかりで、共済は一夫容疑者名義で契約し、見舞金を含め約7300万円の共済金を受け取っていたということです。
警察は3人の分配や役割分担を明らかにしていませんが、捜査関係者によると寛容疑者が事件の主犯格、大手の保険調査会社に勤務していたことがある深町容疑者が犯行の指南役とみているということです。