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見つかった体の一部 分析進められるも身元の特定には至らず 自衛隊のTー4練習機 墜落事故 愛知・犬山市

05.19(月)17:25
自衛隊機墜落から6日目。きのう(18日)より範囲を広げての捜索です。
【画像】池に墜落した自衛隊機 これまでに遺体の一部・機体の一部とみられるもの見つかる
5月14日、航空自衛隊の宮崎県の新田原基地に所属するTー4練習機が犬山市の入鹿池に墜落した事故では、搭乗員2人が行方不明になっています。
捜索6日目の19日は、自衛隊をはじめ警察と消防約450人態勢で、自衛隊機が墜落した池の西側を中心に捜索にあたっています。
(松田亘哲記者)
「捜索6日目となるきょう、現場では自衛隊機が所属する宮崎県の新田原基地や埼玉県の入間基地など、全国から隊員が応援に入り捜索に加わっています」
水中ではダイバー約20人のほか水中ドローンも投入し、きのう(18日)より範囲を広げて捜索していますが、おととい(17日)の雨の影響もあり、水中の視界は悪いということです。
これまでの捜索でエンジンとみられるものなどが見つかっていますが、19日も機体の一部とみられるものが新たに見つかりました。
16日には搭乗員とみられる体の一部が見つかり、小牧基地で分析が進められていますが、いまだ身元の特定には至っていません。
自衛隊は隣接する「博物館明治村」などに21日まで営業休止を要請していますが、捜索活動が長引く可能性があり、今後について協議を進めています。