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ご当地映画トラブル 補助金返還を求め訴えを起こす議案を6月議会に提出 岐阜県関市

06.02(月)12:43
岐阜県関市がご当地映画を制作した企画会社に支出した補助金2000万円について、関市の山下清司市長は返還を求めて訴えを起こす議案を6月議会に提出する考えを明らかにしました。

関市はおととし、観光客誘致をめざしてご当地映画の制作を公募し、兵庫県の企画会社に補助金2000万円を交付しました。
しかし、「今年3月末までに、複数の映画館で4週間以上、上映する」などの条件を満たしていないとして、補助金の全額返還を求めていましたが、これまでに返還はされていません。
2日の会見で山下市長は、「返還を求めていたが、誠意ある対応をしていただけなかった」として、給付した補助金2000万円と加算金などの支払いを求める損害賠償請求を、9日に始まる6月議会に提出する考えを明らかにしました。
また、企画会社から市に提出された書類などを調査した結果、偽造されたものがあったとして、会社の代表取締役を私文書偽造行使の疑いで先月30日付で刑事告訴したことも明らかにしました。