名古屋城の隣に「エスパシオ ナゴヤキャッスル」オープン 1泊最低20万円…最上階「鳳凰スイート」は?

名古屋城の目の前「ホテルナゴヤキャッスル」の跡地に1日、新たなホテルがオープンしました。最上級の部屋はなんと1泊300万円。いったい、どんなホテルになっているのでしょうか?
名古屋城のすぐ隣、まるでお城のようにそびえ立つホテル「エスパシオ ナゴヤキャッスル」。
2020年に営業を終えた「ホテルナゴヤキャッスル」の跡地に、1日オープンしました。
1日朝のセレモニーには、愛知県の大村知事や名古屋市の広沢市長、さらに俳優の常盤貴子さんや名古屋市出身の武井咲さんも出席しました。
「本物の石が積み上げられていて、うっかり名古屋城と間違えてしまうようなぐらい豪華で驚きました。名古屋の人は誰もが知っている場所で、大人になってこのような機会に呼ばれて光栄だし、地元が名古屋というのを誇らしく感じた瞬間でもありました」(名古屋市出身 武井咲さん)
名古屋を代表するホテルとして格式が高く、政財界の要人が集まる場所として、また皇族が宿泊されるホテルとしても知られてきました。
新たな“ナゴヤキャッスル”の中はどうなっているのでしょうか。
「宿泊者用エントランスで出迎えてくれるのが、三英傑の甲冑です。力強いパワーをもらいます。見上げると、黄金色に美しく輝く天井絵。まさにザ・名古屋が散りばめられた空間です」(石神愛子アナウンサー)
出迎えてくれたのは、豪華絢爛な空間。さらに奥へ進んでいくと、ホテルのシンボル「金の鳳凰」をモチーフにしたアートが。
気になる部屋は…。
「『鳳凰スイート』はホテルのロビーみたいな広がりとラグジュアリー。美しい調度品はもちろん、目の前には名古屋城の天守を正面から拝むことができます」(石神アナ)
宿泊なしで楽しめる場所も

最上階にあるスイートルーム「鳳凰スイート」。
中には5部屋あり、高級感あふれるベッドルーム、天然温泉を満喫できるバスルーム、広々としたキッチン、桁違いの広さのウォークインクローゼットもあります。
さらに、名古屋城を独り占めできるプールまで。料金は1泊300万円から。
全部で100の客室があり、そのうち2部屋がスイートルームです。
ほかにも様々なタイプがありますが、最低でも1泊20万円からです。
ターゲットは国内外の富裕層で、どのフロアも視界のすべてがラグジュアリー。
地下2階にはエキゾチックな高級スパに、宿泊者だけが使える約20mの屋内プールもあります。
宿泊しなくても、楽しめる場所もあるんです。
その一つが、1階にあるカフェレストラン「ザ ガーデン ラウンジ」。こちらでは素敵な器とともに抹茶がいただけます。
「柔らかな苦みが口の中に広がって美味しいです。この名古屋城から続く景色とともに頂くと、心にしみわたりますね。なんと贅沢な時間なんでしょう」(石神アナ)
ほかにも、デザートセットやコーヒーなど、席に空きがあれば、予約がなくても楽しむことができます。
そして“ナゴヤキャッスル”といえば、憧れの結婚式場としても長らく愛されてきました。
新たな“ナゴヤキャッスル”でも、伝統的な「神前式」が執り行えます。
大宴会場は1700人も入る東海エリア最大の広さ。人生の門出を祝うにふさわしい、晴れの舞台が用意されています。