消防隊員がカッターで車両のフレーム切断し、天井めくって負傷者救出 特殊車両も出動して訓練

2024.10.10(木)
高速道路のトンネル内で起きた事故で、車内に閉じ込められた負傷者を救出する訓練が行われました。
この訓練は、名古屋高速の管理会社と警察、消防が事故への確実な連携と対応力の強化を目的に合同で毎年行っていて、2024年で18回目です。訓練ではまず、風と水を吹きつける消防車両、ブロアー車でトンネル内にたまった可燃性のガスを外に出しました。
続いて消防隊員がカッターで車両のフレームを切って天井をめくり、車内に閉じ込められた負傷者を救出しました。そのあと車から煙が出たため、消火活動にあたっていました。
名古屋高速道路公社交通管理課 坂戸祥治課長:
「(トンネル内は)閉鎖した空間で、一度事故が発生すると重大事案になるので、関係者の防災態勢の確認と、連携強化を図っています」