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JR東海株主総会 着工遅れのリニア静岡工区「コミュニケーションを大切に対応」と理解求める

06.25(水)15:55
JR東海の株主総会が25日名古屋市内で開かれました。出席した株主からは、静岡工区の着工が遅れているリニア中央新幹線について早期の開業を望む声が相次ぎました。
株主総会ではリニア中央新幹線の静岡工区についてJR東海の武田健太郎副社長は「静岡工区の工事のめどは立っていない」と説明しました。また、水野孝則副社長からは「1日でも早く着手したいと思っており、地域との双方向のコミュニケーションを大切にして対応していく」と理解を求めました。これに対し、株主からは早期開業を望む声が聞かれました。未着工区の工事に10年程度の時間がかかることから、リニアの開業は早くても2036年以降になる見通しです。
株主:
「やっぱりリニアの問題が気になってきょう来た」
「私も老い先短いですから部分開通でもやってほしい」