
新着
「性的な意図は認められなかった」 調査委員会が発表 児童生徒と不適切な関わりが疑われる2件の事案について 名古屋市

11.04(火)19:23
名古屋市内の児童福祉施設の職員などが対象のアンケートで判明した、児童生徒と不適切な関わりが疑われる2件の事案について、調査委員会は「いずれも性的な意図は認められなかった」と発表しました。
名古屋市が設置した調査委員会は2025年8月に実施した市内の児童福祉施設の職員など約4100人を対象にしたアンケートで判明した、児童生徒と不適切な関わりが疑われる事案が2件について追加調査を行っていました。
このうち1件は、児童との関わりの中で身体に触れる場合があるとして「日常の業務の範囲を超えるものではない」と判断しました。
もう1件については、職員が児童の居室をノックしたものの応答が無かったため、ドアを開けて中を見たという事案で「プライバシーへの配慮が足りないものの性的な意図があったとはいえない」としました。
調査委員を務めた所寿弥弁護士は取材に対し「個々の職員の感覚によるのではなく、これは良いけどこれはダメというルール作りをしてはどうかと提案をさせていただいた」と話しました。
名古屋市は有識者の意見を取り入れながら、児童生徒と接する際のルール作りを進めていきたいとしています。





