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孤独孤立者「自立の定義を変えて、誰かにちょっとずつ頼ることを覚える」支援を 全社協の村木厚子会長

05.12(月)19:07
孤独や孤立に悩む人への支援をテーマにした講演会が名古屋で開かれました。5月12日の講演会は名古屋市が開き、元厚生労働事務次官で全国社会福祉協議会の村木厚子会長が「人とつながりあう大切さ」と題して話しました。
村木会長は「社会とのつながりが少ない」ことが「喫煙」や「過度の飲酒」よりも死亡リスクを高めるという研究結果を紹介しました。その上で、人に依存しないという「自立」についての考え方を変えることが重要だと訴えました。
全国社会福祉協議会 村木厚子会長:
「自立の定義を変えて、早く誰かにちょっとずつ頼ることを覚える。ちょっとずつ頼ることができる場所を地域の中につくっていく。そういうことができると、孤独・孤立という問題がだんだん解消していくのかなと思う」