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津波の影響でいかだ約370台が流される カキ養殖場で復旧作業 1カ月ほどかかるか 三重

08.04(月)16:56
カムチャツカ半島付近で起きた大地震で被害を受けた、三重県の鳥羽市のカキの養殖場で復旧作業が始まりました。
三重県最大のカキの養殖場、鳥羽市の浦村です。大地震があった7月30日の午後、鳥羽市では最大40センチの津波を観測しました。
浦村牡蠣組合によりますと、53の業者が所有する約1250台のいかだのうち、約370台が流されたといいます。
4日の作業では、重なったいかだ同士を引き離したり、絡まったロープをほどいたりしたということです。
9月末に出荷を控えるカキは、鳥羽市の沖合の海の中で育てられていて、沖合の被害の状況はまだ確認できていないといいます。
午後4時からは三重県の一見知事が現地を視察しています。
猛暑の中での復旧作業は1カ月ほどかかる見込みです。