乗客のリュックからモバイルバッテリー“発火”　「バッグを置いたら急に爆発」　けが人なし　名古屋市営地下鉄「塩釜口駅」

10日午後、名古屋市営地下鉄・鶴舞線の塩釜口駅で、モバイルバッテリーが発火しました。

10日午後4時ごろの鶴舞線・塩釜口駅のホーム。消防隊が規制線を張り、物々しい雰囲気が漂います。

床には白い粉のような物が散乱し、備え付けのベンチには黒く焦げたような跡が…。

消防などによりますと10日午後2時50分ごろ駅員の男性から「リュックから煙が出た」などと119番通報がありました。

“煙が出た”というリュックを持っていた10代の男性は…。

リュックを持っていた10代男性：

「いきなり爆発してびっくりしました。モバイルバッテリーがおそらく爆発しました」

持っていたモバイルバッテリーが燃えたのではといいます。

リュックを持っていた10代男性：

「電車を待っていて横にバッグを置いていたら急に爆発して、1回目はすぐに消えて、その間に荷物を取り出して2回目の爆発」

火は駅員が消火器ですぐに消し止めたということです。

この火事によるけが人はなく列車の運行に影響はありませんでした。消防が出火の詳しい原因を調べています。