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岐阜県が全国1位に シートベルト後部座席着用率6割超は全国で唯一 全国平均は45.5%
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02.24(月)17:01
岐阜県が全国でトップとなりました。JAFは、一般道路での後部座席のシートベルト着用率が全国で唯一、岐阜県で6割を超えたと発表しました。
JAFの衝突実験の映像。後部座席でシートベルトを着用した場合と、しなかった場合を比較。
自動車が時速55kmで壁に衝突すると、着用しなかった人形が前方に投げ出されたあと、運転席に頭を打ち付け、弾みで車体の天井に衝突してしまいます。
JAFが警察庁と合同で行った「シートベルト着用状況全国調査」によりますと、一般道路での後部座席のシートベルト着用率が去年、岐阜県は61.5%となり、全国1位となりました。全国平均は45.5%でした。
岐阜県警のホームページによりますと、去年、岐阜県の交通事故で死亡した人のうち、自動車に乗車していたのは26人。
このうちシートベルトをせずに死亡したのは12人で、うち10人が着用していれば、死亡には至らなかったと考えられるということです。
岐阜県は全国トップでしたが、愛知県は41.4%、三重県は43.7%。全国平均45.5%を下回る結果となりました。