3月24日からパスポートが新しくなる!オンライン申請もOK 顔写真ページはICチップ埋め込んだプラスチック製

マイナンバーカードと運転免許証が一体化した「マイナ免許証」の運用が3月24日から始まりましたが、ほかにも“変わる”ことがあります。
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24日午前、多くの人が訪れていた愛知県旅券センター。24日の申請分から、偽造対策が大幅に強化されました。
これまで紙だった顔写真のページはICチップを埋め込んだプラスチック製に。
このプラスチックの氏名などの個人情報は特殊なレーザーで印字されていて、偽造されにくいということです。
顔写真は3か所に印刷され、このうち1か所は、角度を変えると誕生日が表示されるという技術も使われています。
(40代)「(パスポートが)新しくなるということで、あえてきょう(申請に)来た」
(20代)「プラスチック製になって、セキュリティが上がるというのを聞いて、せっかくだったらと、そこに合わせて(パスポートを)取りに来た」
オンライン申請は窓口に比べて400円安くなる
24日からは、マイナカードを使うと新規の申請もオンラインで出来るようになります。
(愛知県旅券センター 宮原充生主事)
「電子申請では、申請時に来所する必要がないので、交付のタイミングの1回のみ」
オンラインの場合、戸籍謄本の原本を提出する必要がなく、手数料も窓口申請に比べて400円安くなります。
(30代)「子どもたちの新規パスポートを申請した。きょうも(窓口で)すごく時間がかかったので、オンラインで(新規申請)できることで、よりスムーズになれば」
一方、新しいパスポートは、レーザー加工ができる国立印刷局で作られるため、受け渡しに時間がかかり、愛知県旅券センターではこれまでより4日長い10日かかることに。外務省は余裕をもって申請してほしいと呼び掛けています。