一番の思い出は毎日押した来場スタンプ「万博おばあちゃん」こと山田さん 大阪万博も皆勤賞目指す

愛知万博から20年を記念するイベント会場で、来賓とあいさつを交わす1人の女性がいました。山田外美代さんです。愛知万博では毎日会場に通い「万博おばあちゃん」と呼ばれた女性です。山田外美代さんに自慢の万博グッズを見せていただきました。
毎日「愛・地球博」に通った山田さん 所有の万博の思い出の品は4万点に

愛知県瀬戸市にある「万博おばあちゃん」こと山田外美代さんのご自宅にお邪魔しています。このお部屋なんと「万博ルーム」になっていて、中には4万点にもおよぶ展示物があるということなんです。そんな万博マニアの山田さんに、万博の魅力について話を聞きます。
――特に思い入れのあるものが、愛・地球博で来場記念に押すスタンプだそうですね。
山田外美代さん:
「私が毎日通った証拠のようなものですが、毎日スタンプを押した記録です」
愛知万博の初日から最後の日まで、185日分のスタンプが記録された用紙が、ファイリングされていました。

――万博の魅力は何ですか?
山田さん:
「パスポートやビザがなくても、世界の国に行った気分になれるところです。それで会場の人たちとコミュニケーションが取れることも魅力の1つですね」
そして4月13日(日)から「大阪・関西万博」が開催されます。愛知万博は自然との共生を問いかけた「自然の叡智」、環境保全、リサイクルなどが大きなテーマでした。
山田さんが「大阪・関西万博」に期待すること

――まもなく「大阪・関西万博」が行われますがいかがでしょうか。
山田さん:
「毎日行きたいです!」
――大阪・関西万博と愛・地球博、どこか似ていると感じる部分はありますか。
山田さん:
「愛・地球博で言う、『グローバルループ』ですね。大阪・関西万博では大屋根リングになっているので、そこは間伐材を利用して再利用できるところがすごく似ていると思います」
――最後に、大阪・関西万博への期待を一言でお願いします。
山田さん:
「必ず一度は訪れていただければ、万博の良さがわかります。家族、そして孫にも伝えることができるので、ぜひ大阪・関西万博を楽しんでもらいたいです」