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9年半にわたり約200万円の電気を不正に使用 中部電力の子会社・中部電力パワーグリッド従業員

11.17(月)15:47
中部電力パワーグリッドによりますと、契約内容を社内システムに登録する業務を担う従業員は2016年、このシステムを使い自宅の電気契約を廃止する登録を行いました。
その後、本来ならば工事で電気の供給をとめなければなりませんが、実際には工事を行わずに「完了した」と偽り、9年半にわたって約200万円の電気を不正に使用していたということです。
10月、この従業員の隣の住宅を定期点検した際、契約をしていない住宅で電気を使用していることが分かり、今回の事案が発覚しました。
通常、電気契約が廃止した場所で電気の使用が認められた場合、社内システムでエラーを検知できることになっていますが、この従業員は自分で社内システムを不正に操作し、発覚を逃れていたといいます。
会社の聞き取りに対し従業員は「いつか契約を正常化しようと思っていたが操作ができず、職場に知られるのが怖くて言い出せなかった」などと話しているということです。
中部電力パワーグリッドは、警察に相談するとともに再発防止策を徹底するとしています。





