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名古屋・地下鉄東山線 土日・祝日で1日あたり48本増 ホームの時刻表は消えQRコードに… コロナ禍前の“ドル箱路線”戻るか

03.31(月)18:33
名古屋の地下鉄東山線が大幅に増便となりました。
一方、駅のホームにあるはずの「あれ」が消えています。
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3月29日に行われた地下鉄東山線のダイヤ改正。
平日の昼間の時間帯は運行間隔が6分から5分に短くなりました。
また朝のラッシュの時間帯は、5秒短くなって運行間隔は2分5秒になりました。
(利用した人)
「いつもより少ない感じがした。人混みが苦手な人でも利用しやすくなると思う」
「すぐ来て待ち時間もなくて、混んでいなかったのでいいと思った」
「うれしい。よく使っていきたい」
そして土日・祝日も時間帯によって運行間隔を短くし、1日あたりの本数は、平日で44本、土日・祝日で48本増えました。
今回のダイヤ改正。「大幅な増便」だけでなく、「あるもの」にも注目です。
(荒川栞記者)
「ホームで時刻表を確認しようとしましたが、ありません。代わりにQRコードが掲示されています」
ホーム内の時刻表はなくなり、すべてQRコードに変わっていました。
スマートフォンをかざすと時刻表が表示されます。
ダイヤ改正のたびに時刻表を貼り替える作業や費用が削減されることから、時刻表の撤去は、おととしには桜通線、去年は鶴舞線などでも行われました。
なお、改札付近にあった時刻表は、今回も新しいものに張り替えたということです。
コロナ禍後、利用客が回復し土日祝日の夕方を中心に混雑している東山線。
今回は、全線開通して以降最大規模の増便で、名古屋市交通局は「便利になったのでお出かけにぜひ利用してほしい」と話しています。