中学校のスクールランチを巡る談合 給食業者7社に計21億4300万円の賠償金を請求する方針 名古屋市教委

　名古屋市の中学校の「スクールランチ」を巡る談合で、市は給食業者に21億円あまりの賠償金を請求することを決めました。 　名古屋市の中学校のスクールランチの調理などの入札を巡って談合を繰り返したとして、公正取引委員会は2024年5月、「日本ゼネラルフード」や「メーキュー」など7社の独占禁止法違反を認定していました。 　市教委によりますと、入札に違反行為があった場合、代金の20％にあたる賠償金の支払いを求める契約があり、7社にあわせて21億4300万円を請求することを決めたということです。 　このうち5社からはすでにあわせて14億円が支払われていて、残る賠償金は契約期間に従い、2027年度中に請求する方針です。