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入鹿池に墜落した自衛隊機 8月中旬から機体引き揚げへ 愛知・犬山市

07.31(木)19:09
今年5月、愛知県犬山市の入鹿池に自衛隊の練習機が墜落した事故で、防衛省が8月中旬から機体の引き揚げ作業を始めることが分かりました。

自衛隊の練習機T-4が離陸していく映像。隊員が、こちらに大きく手を振っています。この約2分後、レーダーから消え、入鹿池に墜落しました。
今年5月、自衛隊の練習機が小牧基地を離陸した直後に愛知県犬山市の入鹿池に墜落し、隊員2人が死亡した事故。

2か月以上経過したいまも、入鹿池では、自衛隊が機体の破片の回収や漏れ出た油の処理を続けていて、貸しボート店は休業が続いています。
同型機の飛行は7月、再開しましたが、事故原因はいまもはっきりしていません。
回収作業が続く中、8月中旬からクレーンを使った機体の引き揚げを始めることが明らかになりました。
9月末に終えるとしていて、地元に説明したということです。
8月から、クレーンを載せるための船を組み立て、油などの流出を防ぐ対策も行った上で、機体を引き揚げる計画です。予定通りに進めば貸しボート店は10月から営業が再開できる見込みです。