岐阜・関市と愛知・日進市で食中毒発生

岐阜県関市の焼き鳥店と愛知県日進市の老人ホームで、食中毒が発生しました。

東海三県では28日、今年2回目の食中毒警報が出されました。

岐阜県によりますと関市旭ヶ丘にある飲食店「焼き鳥 りた」で、今月11日から12日に食事をした4人が下痢や腹痛など食中毒の症状を訴えたということです。

その後の調査で、患者の便からカンピロバクターが検出されました。

患者の症状はおおむね回復しているということです。

関保健所は28日付でこの店を営業禁止処分としました。

また、愛知県によりますと、日進市の老人ホームで今月21日の昼食に提供されたサンドイッチを食べた利用者やスタッフ31人が、下痢・嘔吐などの食中毒の症状を訴えました。

このうち5人の便からノロウイルスが検出され、保健所は、食中毒と断定し、老人ホームに衛生や消毒の指導を行いました。

全員が快方に向かっているということです。

東海三県では28日今年2回目の食中毒警報が出されていて食品の十分な加熱などを呼びかけています